第23回
世界平和を
祈るつどい開催
金光教非戦・平和ネット主催「第23回金光教世界平和を祈るつどい」を、12月14日正午から金光教本部修徳殿において、例年よりも多い約170人の参加を得て開催しました。
ご参加くださった皆様、後援してくださった団体の皆様、さまざまにご協力、お祈りくださった皆様に、心からお礼を申し上げます。
変わらず参加してくださる多くの人があり、初めて参加してくださった人たちもありました。後援団体、非戦・平和ネットのメンバー、企画者の皆さんによる広報はもちろん、今回は国内全教区の教務センター・布教センターのご協力で、すべての教会にチラシを配布することができました。また、戦後80年ということで特別の思いで参加してくださった方もあったと思います。
このように多くの方の平和の祈りを一つにでき、ありがたいことでした。
以下につどいの概要をご報告します。
今年のつどいのテーマは、「戦後80年 語りつなぐ平和への願い~悲しみから生まれた祈りを未来へ~」です。
司会である当ネットの世話人大江靖さんが、ウクライナをはじめ各地で戦争や紛争が続いている世界の状況、人々の苦しみ、神様の悲しみ、さらに軍事の増強が進む日本の状況を踏まえて、「かつての戦争の歴史を振り返り、体験された方たちの痛みをわが痛みとしつつ、その悲しみから生まれた平和への切なる祈りを未来へとつないでまいりましょう」と、つどいの願いを共有して開会しました。
修徳殿のご神前には、このつどいのために天地書附の手前に「霊神」と書かれた額を奉斎しました。
まず、すべての戦争犠牲者の御霊様に1分間の黙とうを捧げました。
続く献灯行事は、厳かな楽の調べとともに、天地金乃神様と犠牲になったすべての御霊様への祈りをろうそくの灯にのせて捧げました。献灯に当たったのは、後援団体の代表の方たち(東京センター、山口平和集会、クレヨンを送る運動、福祉会菩提樹、フォーゲル俱楽部)でした。また奏楽は、同じく後援団体である金光教典楽会から2名の楽人が奉仕してくださいました。
美しく並んだろうそくの灯りが揺れるご神前に向かい、つどいの企画メンバーの一人、秋山佑喜世さんが先唱して、全員でつどいの「願いの言葉」を唱え、天地書附を奉体しました。
今年の平和アピールは、金光教広島教会長・佐藤清志さん。広島教会は原爆の爆心地近くに位置し、先代教会長夫人・二宮文子師はご神前でご祈念中に原爆で亡くなり、佐藤さんの祖父母も被爆しました。アピールの中では、原爆を受けた時の惨劇と、その中でも教会でのお取次の灯を消さず、御用に立たれた信仰者の姿が浮かび上がりました。祖父佐藤盛雄師は「天地は生きている、われも生きん、と心に湧き起こる声と生きる力を頂きました」「人間と共に神様も災害にお会いなされて、われわれの苦しみの中に神様もともに飛び込んでくださる」と語られたそうです。佐藤さんは、戦争を知らない世代が、さらに次の世代に語り継いでいきたいと願いを語られました。そして、「教祖金光大神様の『仲ようせい』とのお言葉とお心が必ず世界真の平和へと導いてくれます」と未来への希望を語り、龍笛で「戦場のメリークリスマス」の一節を演奏してアピールを閉じました。
最後に、後援団体の金光混声合唱団のリードのもと、佐藤正俊さんの指揮により、「空より高く」を参加者全員で歌い、「君の心よ 高くなれ 空より高く 高くなれ」「君の心よ 強くなれ 海より強く 強くなれ」と、御神願である世界真の平和実現に向けての決意を高らかに歌い上げ、満場の拍手の中で、戦後80年の世界平和を祈るつどいは幕を閉じました。
第23回金光教世界平和を祈るつどい
日時:12月14日(日) 12:00~12:30 ※布教功労者報徳祭当日、祭典前です
会場:本部広前「修徳殿」講堂
テーマ: 「戦後80年 語りつなぐ平和への願い~悲しみから生まれた祈りを未来へ~」
プログラム
黙祷(戦争やテロの犠牲者への祈り)
献灯(神様と御霊様に祈りの灯)
願いの言葉・天地書附奉体
平和アピール:佐藤清志さん(広島教会)
80年前、祖父母たちはあの生き地獄の中で助けられました。その時、悲しいまでの祈りを受けていました。私が語りつなぎます。亡き人を想い、いのちがけの祈りをあなたへ、そして、次世代へ。
「空より高く」斉唱
主催 金光教非戦・平和ネット
後援団体
金光教東京センター
金光教徒社
金光教山口平和集会実行委員会
金光教長崎県教会連合会「祈りのつどい」
金光教全国学生会OB会
金光教典楽会
金光混声合唱団
(特非)福祉会菩提樹
金光教フォーゲル倶楽部
ハートフルトレードプロジェクト
クレヨンを送る運動
絵本英訳プロジェクト
いずみ会
東光合唱団
NPOういんず
(一社)ひかりプロジェクト
金光教話し方研究会 (順不同)
第22回金光教世界平和を祈るつどい
第22回金光教世界平和を祈るつどいを、金光教非戦・平和ネットと金光教平和活動センターの共催で、2024年12月8日、金光教本部修徳殿において、130人の参加を得て開催しました。
今年のテーマは「語りつなぐ平和への願い ―授かったいのちを尊び、笑顔あふれる未来をつくります―」でした。
正午ちょうどに開会。パレスチナやウクライナに思いを寄せ、すべての戦争犠牲者の御霊様に黙とうを捧げました。
続く献灯行事は、後援団体である金光教典楽会が奉仕くださった楽の調べにのせて、神様と御霊様に祈りの灯を捧げました。献灯に当たったのは、後援団体の代表の方たち(東京センター、山口平和集、全国学生会OB会、クレヨンを送る運動、フォーゲル俱楽部)でした。
修徳殿のご神前に美しく並んだろうそくの灯りが、天地書附と「霊神」と書かれた額を温かく包みます。全員でつどいの「願いの言葉」を唱え、天地書附を奉体しました。
今年の平和アピールは、秋山佑喜世さん。祖母の戦争体験を聞き、感じたことを語ってくれました。憧れの女学校時代を戦争一色の中で過ごし、勤労奉仕に明け暮れて学ぶこともできず、さらに父が招集され戦死したという祖母の経験。秋山さんは、教育の機会が奪われ、言論を統制された戦争の時代にふれて、知ることと考えることの大切さを感じたと語りました。そして、戦争体験の記憶を継承することの意味を模索する中で、「記憶をつないでいくことは一つの絶え間ない、意識的な抵抗なのだ」という言葉にはっとさせられた、と自らの気づきを語ってくれました。
最後に、後援団体の金光混声合唱団のリードのもと、「空より高く」を斉唱し、今年の世界平和を祈るつどいは幕を閉じました。
金光教非戦・平和ネット
私たち「金光教非戦・平和ネット」は、平和を希求する金光教信奉者の有志グループです。